人気ブログランキング | 話題のタグを見る

静岡は朝比奈川の支流野田沢川の堤にあるピクニックスタイルのカフェ


by shiro-tsubaki
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

夏の虫

26日(金)、9時ごろからその後ずっと雨…。
夏の虫_c0353953_03231869.png
雨の音に混じって、虫の声が聴こえる。
秋の虫ではないので、夏の虫ということだろうけど、
虫の音は秋!っと私の脳にこびりついていた固定概念が崩れて、ちょっと嬉しい。

少し調べてみたら、ナツノツズレサセ とか ツズレサセコオロギ など
結構な種類の虫たちがいるよう。

*ここクリック→ 鳴き声検索

漆黒の闇から聴こえてくる虫の音は、心の清涼剤といった感じ。
大音量ではないけれど、鼓膜を震わせ、身体の奥の奥まで届く、まるで細かな見えない"音の鍼"。
全身のツボに効く感じ…。
周波数という言葉があちこちで聞こえてくるようになったけれど、
この虫の音は、宇宙からの音波のようでもあり、身体の中の細胞の核の回転音でもあり、耳を澄ませば澄ますほどに、いろんなイメージが湧いてくる。

というのも、今日は雨のために野良仕事はやめにして、近々出演するコンサートの練習に時間を費やしたこともあり、音や声に焦点があってしまう。

歌は、詩があるものがほとんどだから、とっても文学、物語の要素が強くなってしまうのだけど、
この虫の音のように、純粋に音としての価値を失うことなく保ちたい。
詩や物語の世界を、本能で心地よいと思う音色を奏でられることが出来たら、真に音を楽しむことが出切るんじゃないかな。
全身のツボに届く"音の鍼"のような声を発したい。
でもね、こうしたい、ああしたいと意志が出ちゃダメだとも思う。
虫の音が漆黒の闇と一体になっているように、私も音楽と一体に…、
はぁ、いつになっても難しいです…。

そんな、こんなを虫の音が妄想させてくれました。


今日の収穫は、ジャンボキュウリ! 1ヶ
夏の虫_c0353953_03344068.png
おまけ
今夜のお夕飯。夫に「またお寿司!」っと言われた。そう、また作ってしまった…
夏の虫_c0353953_03370908.png




by shiro-tsubaki | 2015-06-26 23:05 | 里山暮らし | Comments(0)